【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.15】ゴルフスイングにおける膝関節ストレス



エビデンス




膝関節にかかるストレスダウンスイングで最も大きい。』




研究グループ




Gatt et al.1998




ゴルフは低負荷スポーツ




 ゴルフは低負荷スポーツに分類されますが、それぞれの関節にかかる負荷は予想以上に大きいものです。特に腰痛や肘痛の報告は多く、他のスポーツ同様にストレッチやトレーニングにより傷害を予防することが重要です。




膝関節にかかるストレス




 膝の痛みに関しては発生率が比較的少ないですが、股関節が硬い人が膝を曲げた状態でフルスイングすると、膝にかかる回旋ストレスにより膝関節がグラグラ(関節弛緩性)になる可能性があります。今回の研究ではダウンスイングで最も大きいとあり、このタイミングで膝痛がある人は膝関節がグラグラになっている可能性があります。酷くなると変形性膝関節症になってしまうので、痛みのないスイングに工夫するか、ストレッチや筋力強化をオススメします。




股関節のストレッチが効果的




 膝関節の痛みなので、膝関節のストレッチをするのも当然なのですが、実は股関節のストレッチも効果的です。ゴルフスイングの回旋の多くは股関節です。腰を切るという動作は、すなわち左股関節の内旋運動になります。そのため股関節の内旋可動域をしっかり出すことが膝関節弛緩性の予防につながります。