【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.14】腰椎の前後屈と回旋運動の中心

エビデンス

腰椎前後屈運動中心は椎体の後ろ1/3、回旋運動中心は椎体の約30mm前方に存在』

研究グループ

Xia et al.2010

腰椎は回旋しない

 腰椎というのは腰の骨のことです。腰椎の関節はその形状からほとんど回旋しません。そのため、ゴルフスイングで回旋しているのは股関節と胸椎と肩甲骨です。これらの可動域が制限されると、本来回旋しない腰椎の関節が回旋することになり、関節がグラグラになって腰痛を起こすことが考えられます。

腰椎の運動は前後屈

 腰の骨が動くのは前屈(前に倒れる)と後屈(後ろに反る)が主です。今回の研究では、その前屈と後屈の中心軸が通るポイントが腰椎のブロック部分(椎体)の後ろ1/3のところにあるということです。

体幹回旋軸は腰椎の前方にある

 また、腰椎自体の回旋はほとんどないのですが、体幹全体を回旋させていく場合、その回転の中心軸が椎体の30㎜前方にあるということです。この見解からスイング中の体幹回旋の中心をイメージできますね。ちょうどおへそと腰の中央辺りで回っていると思えば良いかと思います。ただし、回旋しているのはあくまでも胸郭と肩甲骨ですので、より高い位置、胸のあたりをしっかり回すようにする必要があります。

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