【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.47】ダウンスイングにおける腰椎の負担


ダウンスイングでは腰椎L4-5にかかる負担は体重の6倍以上』
Lim et al.2012

《中村の解釈》

腰椎というのは背骨のなかでも腰の部分のことです。
L1からL5まで5つあります。
L4-5にかかる負担というのは5つのうちでも1番下にあるL5とその上のL4の間にかかる負担という意味です。

この研究では床反力や筋電図でシュミレーションした値が体重の6倍以上になるということでした。
60kgの人の場合、360kg以上ということになりますね。
ただし、こうした試算はそれほど驚くことはありません。
例えば歩行でも股関節には体重の4倍がかかることになります。

なぜこのように大きな負担になるかというと、重心の位置と支点となる骨までの距離やそれをコントロールするために筋肉の収縮する力が強くなるためです。
近くのコップを取るのにはそれほど力は要りませんが、遠くのコップを取るときはたくさん力が要ります。
また、その時肩関節にかかる負担は遠い方が大きくなるはずです。

ゴルフではダウンスイング初期にに左足で強く踏み込み、足底部から伝わる床反力は体幹に向かいます。
そしてクラブを振るために体幹の回旋、側屈、伸展などの運動が起こりますが、身体が起き上がったり、曲がりすぎたりしないように体幹の筋肉が強く収縮します。
これらの運動と、体幹筋の収縮力により、強い負担がかかるものと考えられます。

幸い、L4-5腰椎は強い圧縮力に耐えることができる構造となっています。
一方でL4-5の位置関係がずれていたり本来の運動方向(前後屈)とは異なるストレスを生じた場合は腰を痛める可能性があります。
普段から腰椎のアライメント(位置関係)や運動方向を適正に保つ必要があります。
そのためには、股関節や胸郭の柔軟性が関与しています。
股関節周囲筋や肩甲骨周囲筋、腹筋群、背筋群のストレッチをオススメします。

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