広背筋に特化したプッシュアップ(レイティッシマス)

解説

 プッシュアップは他にも様々な方法がありますが、今回紹介するレイティッシマスは広背筋に特化した方法です。広背筋を英語にするとLatissimus dorsiと言いますので、この方法をプッシュアップ(レイティッシマス)と私が勝手に命名しました。基本的にはディップスを床面でやっているだけなのですが、最大の違いは肩甲骨を引き下げないと臀部が持ち上がらないので、より肩甲骨を意識した強化ができるということです。ここで、肩甲骨を引き下げる広背筋が強力に働く必要があるわけです。やってみるとわかりますが、ディップスではここまで肩甲骨を引き下げる気になりません。その前に腕がパンパンになってしまいます。

 また、床面に置く手の位置を任意に変えられるのも特徴です。手を体の後方に置くと脊柱起立筋と大殿筋が、前方に置くと大胸筋と腹直筋が参加します。前方に置くのは上級者向けですが、是非挑戦してみてください。

 ゴルフスイングにおいて、広背筋は体幹を回旋させ腕を引き下げる働きがあります。広背筋を鍛えることで体幹回旋速度とダウンスイングの加速期のスピードが上がりますので、当然ながらスイングスピードが上がり飛距離が伸びます。一方で脊柱を安定させるコアマッスルが弱っていると背中を痛めてしまうので、お腹を凹ませるドローインも同時に鍛えておきましょう。

方法

 床面に脚を伸ばして座り、やや後方に両手を置きます。肘をしっかり伸ばして、肩甲骨を引き下げるようにしてお尻を浮かせます。完全に浮いたところで1秒間静止し、ゆっくり下ろします。これを20回繰り返しましょう。次に、手をお尻の真横に置いて同様に20回行います。より負荷を増大させるためには、さらに手を前方に置きます。太ももの横ぐらいに置くと大胸筋や腹直筋も同時に鍛えることができます。

最新情報をチェックしよう!
>ゴルフトレーニングのことならRIPS!!にお任せください。

ゴルフトレーニングのことならRIPS!!にお任せください。

科学的根拠に基づいたゴルフトレーニングの実践は是非『一宮市のストレッチ専門店RIPS!!』へお越しください。ライバルにばれずにこっそりフィジカルパフォーマンスを高めてスコアアップを目指しましょう。

CTR IMG