エビデンス
『8週間のトレーニングで体幹回旋筋力、股関節外転筋力、肩関節柔軟性、体幹回旋柔軟性、股関節柔軟性、体幹回旋速度、ヘッドスピード、ボールスピード、飛距離の増大。』
研究グループ
Lephart et al.2007
8週間のトレーニング
8週間で結果を出せるというのは本当にすごいと思います。しかもこの文献の被験者は15名でハンディキャップが12.1±6.4らしいのですが、そこそこの上級者ということになります。自分もそれぐらいですが、まだまだ伸びるはずですね。
フィジカルの要素とゴルフパフォーマンスの要素
前半の5つ(体幹回旋筋力、股関節外転筋力、肩関節柔軟性、体幹回旋柔軟性、股関節柔軟性)に関してはフィジカルの要素で、後半の4つ(体幹回旋速度、ヘッドスピード、ボールスピード、飛距離の増大)に関してはゴルフパフォーマンスの要素です。つまり、フィジカルの要素を鍛えることで、ゴルフパフォーマンスが改善するということです。
- 体幹回旋筋力:外腹斜筋、内腹斜筋、広背筋のトレーニング
- 股関節外転筋力:中殿筋のトレーニング
- 肩関節柔軟性:三角筋、大胸筋、僧帽筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋、広背筋のストレッチ
- 体幹回旋柔軟性:外腹斜筋、内腹斜筋、広背筋、腰方形筋のストレッチ
- 股関節柔軟性:腸腰筋、大殿筋、中殿筋、大内転筋、長内転筋のストレッチ
トレーニングは一般的なもの
トレーニングメニューは特殊なものは用いておらず、一般的なストレッチ、チューブトレーニング、バランストレーニングのようです。RIPS!!でも取り入れて、しっかり結果を出せるように頑張ります。