【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.34】アマチュアゴルファーとプロゴルファーの軸


『プロゴルファーはアマチュアゴルファーよりもスイング時間が短く、身体中心のブレが小さい。』
Hwan et al.2014

《中村の解釈》
ゴルフ関連の雑誌をみても、インターネット上で流れている情報をみても、『』という言葉が多用されています。
軸がブレることがミスにつながるということでは見解が一致していますね。
ただし、ゴルフスイングにおける軸の定義は難しいですね。
みんなまちまちです。
体幹の回旋を軸とするか、左股関節の鉛直ラインを軸とするか、またはボールと飛球線を直角にしたラインを軸とするか。。。
いずれにしても三次元に運動を分析して身体中心の移動を計測するとヒントが得られそうです。

この研究ではアマチュアゴルファーとして高校生ゴルファーのスイングを計測し、先行研究(プロゴルファーのデータ)と比較しているようです。
高校生ゴルファーといっても上級者と思われますが、それでもプロの方がスイング時間が短いし、身体中心のブレも小さいということですね。
自分がどれぐらいなのか是非計測してもらいたいですが、前回の記事でも述べたように三次元解析というのはものすごく高価な装置が必要で、大学や研究所などにしかありません。
ビデオカメラで正面と後方から撮影して、縦軸のラインを引いてプロのスイングと比較するだけでもよくわかります。

軸がブレてしまうのは、重心移動を気にしすぎているからだと思います。
プロのスイングのほとんどが左重心なのですから、頭の位置を固定して左下肢重心のままで振るとほとんど軸はぶれません。
右に重心を移動して左に戻すという感じで振ると、どうしても骨盤がスウェーしてしまいますし、膝もグニグニ動き、最悪の場合、頭の位置まで動いてしまいますね。
また、ど真ん中に重心を置こうとすると、テイクバックで左に、フォロースルーで右に重心が移動してしまうという感覚になりがちです。
そのため、左下肢重心のままというのが一番良いのだと思います。

体幹軸のブレは確実になくし、レベルスイング、インサイドインの軌道でストレートボールというのが理想な気がしますが、スコアを争うゴルフにスイングの答えなどあるわけがないとも思います。
自分の好きな選手で理想と思えるスイングに近づければ幸いですね(*^^)v

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