【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.79】手の軌道(ハンドパス)


手の軌道ハンドパス)によりヘッドスピードを増大できる。』
Nesbit et al.2014

《中村の解釈》
どのようなスポーツであっても、上手な人を真似るのは重要な練習方法といえます。
特にゴルフはショット、アプローチ、パッティングの3つの動作に大別することができ、それぞれを完璧に真似ることができればかなりの上達が見込めます。
ショットに関しては、スイング動作が複数の相に分けることができ、かつポイントが多いので簡単ではありません。
真似るためにはその人のスイングの動作をスロー再生にして観察し、どこがどのタイミングでどうなっているのかを考えなければなりません。

ゴルフスイングの場合、雑誌にも取り上げられるような簡単な部分がいくつかあります。
上級者、例えばPGAツアーのトップレベルで活躍されるロリー・マキロイ選手やジェイソン・デイ選手のスイングは美しく非の打ち所がないように思えます。
スイング中、頭の位置がほとんど動いていないということは一目でわかります。
アドレスでも腰が丸くなりすぎたり、反りすぎたりしていません。
左肘が伸びたままというのも気づきやすいポイントです。
お尻の位置も、両足の支持基底面の中で最小限にしか動いていません。
ダウンスイング後期でもヘッドが垂れることなく、左手とクラブの角度が保たれたままです。

より注意深くみると、つま先の向きや膝の向き、踵の浮き、骨盤と胸郭の回旋(X-factor)なんかも気になります。
特にX-factorのタイミングは重要で、ダウンスイング初期にはすでに大きな捻転差ができています。
そして、今回の研究でも取り上げられている手の軌道(ハンドパス)、手関節の向き、手と胸とクラブヘッドとの位置関係なんかを練習のテーマにしている方もみえるかもしれません。
タイガー・ウッズ選手が復帰後にアイアンのスイングをTwitterに上げていましたが、手とクラブヘッドの位置関係に驚愕してしまいました。
クラブヘッドが水平位置に降りて来る頃にはすでに手の位置がボールの真上当たりにありましたが、インパクトではハンドファースト過ぎることはなく、しっかりロフト角通りに球が上がっていきました。

アーリーリリースやハンドファーストまたはハンドレイトなどはハンドパスの問題になります。
やはりまずは動画を撮らないとそれも分かりません。
手の軌道を色々変えてみて、ヘッドスピードの違いをみるのもいいかもしれませんね。

ゴルフトレーニングの科学的根拠一覧

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