【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.12】肩峰下インピンジメント



エビデンス




『肩痛を有するゴルファーに肩峰下インピンジメント後方不安定性が一般によくみられる』




研究グループ




Hovis et al.2002




肩峰下インピンジメント




 前回に続き肩関節についての報告です。肩峰下インピンジメントとは、肩甲骨の屋根の部分と上腕骨の頭の部分が近づくことで、間にある組織が挟まれることをいいます。




肩関節後方不安定性




 後方不安定性は肩甲骨に対して上腕骨の頭の部分が後方(背中側)に動きやすいということです。一般にこうした不安定性や弛緩性は、柔軟性とは別に方がグラグラすることを言います。




肩甲骨周囲のストレッチが重要




 自分のクライアント様はどちらかというと後方が硬い人が多いのですが、肩甲骨周囲のストレッチがこの問題を解決してくれるかもしれません。肩甲骨の可動性が少ないと、その分肩関節の動きが必要になります。ゴルフスイングではそれほど肩の屈曲運動(前方からの挙上)は必要なく回旋運動(腕を内側や外側へ捻じる運動)が重要となります。一方、肩甲骨に関しては目一杯の可動域が必要です。前に突き出したり、後ろで肩甲骨を寄せたりすることが重要です。