【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.69】プロゴルファーの動的バランス



エビデンス




『プロはアマチュアに比べ、スイング中の動的バランスが優れている。』




研究グループ




Choi et al.2016




静的バランスと動的バランス




 バランスというと、片脚立ちをしてゆらゆら揺れている様子を思い浮かべる方が多いかと思います。この場合は静的バランスといって、大きな動きがほとんどないようなバランスです。一方、連続した動きの中で重心の位置をコントロールする能力を動的バランスといいます。 例えば、日常生活のなかでも静的バランスと動的バランスをとっています。座っていたり、立っていたり、姿勢を動かさなければ静的バランスですし、歩いたり、自転車に乗ったり、ゴルフスイングをしたりするのには動的バランスが必要です。




立っているだけでもずいぶん揺れている




 人間の身体は立っているだけでもずいぶん揺れています。試しに椅子や机などのそばで、腰や太ももを数cmだけ離して立ってみてください。近づいたり離れたり、わずかに揺れているのが分かります。こんなにゆらゆらしているのに、そのうえでこぼさないようにコップに水を注いだり、箸で豆を掴んだりすることができるんです。人間の能力って本当にすごいですね。




高いほど良い動的バランス能力




どのような動作を行ううえでも、動的バランスが優れている方がグラグラせずに楽に動くことができます。ゴルフスイングも同じで、初心者のうちは軸がブレブレでも、慣れるとある程度安定した軸ができます。プロになると、それがほとんど動かないようにバランスを取ることができるということですね。 動画を正面と後方の2方向から撮ると、ある程度軸ブレが分かります。動画を撮ってスイングをチェックすると一気に上手くなるかもしれません。