スイングイメージは2つ!考えすぎない上級者の脳の正解|理学療法士

「練習場で色々意識しすぎて、結局どう振ればいいのか分からなくなった…」
「プロのようなスムーズなスイングがどうしてもできない」

一生懸命練習しているのに、なかなか上達しないと悩んでいませんか?実はその原因、「頭で考えすぎていること」にあるかもしれません。

今回は、理学療法士としての専門的視点と、最新の研究データを基に、上級者の脳内で起きている「スイングイメージの正体」を解説します。科学的な裏付けを知ることで、あなたの練習効率は劇的に変わるはずです。

科学的根拠:研究データの解説

エビデンス

『スイングイメージにおいて、ゴルフスキルレベルが高い程、補足運動野、小脳の活動が減少し、基底核はほとんど活動しない。』
— Ross et al.2003

この研究結果がゴルファーに示唆している事実は非常に興味深いものです。

簡単に言えば、「ゴルフが上手い人ほど、スイング中に脳をほとんど使っていない」ということです。

補足運動野や小脳は、運動の順序や調整を行う司令塔です。初心者はここをフル稼働させて「次はこう動いて、あそこを気をつけて…」と必死に制御しようとします。しかし、上級者はこれらの活動が減少しており、無意識レベル(身体が覚えている状態)でスムーズに体を動かせているのです。

脳を省エネ化する!意識は「2つ」まで

記事内の解説にもある通り、あれこれと考えすぎると脳がパンクし、かえって身体が固まってスムーズな動きを阻害してしまいます。

理学療法士の視点から見ても、運動学習の初期段階では意識的な制御が必要ですが、パフォーマンスを発揮する段階では「自動化」が不可欠です。スイング中に意識するポイントは、多くても「2つまで」に絞りましょう。「テイクバックをゆっくり」「インパクトで押し込む」など、シンプルなキーワードを決めることで、脳への負荷を減らし、スムーズな挙動を引き出せます。

強制的に「何も考えずに振れる」練習器具

頭で考えすぎて手打ちになってしまう方には、重量のある素振り用バットや、しなる練習器具が推奨されます。
理学療法士としておすすめするのは、クラブの重さや遠心力を強制的に感じざるを得ない器具です。これらを使うと、細かいことを考える余裕がなくなり、身体全体を使ったリズムの良いスイングが自然と身につきます。「脳の活動を減らす」ための最短ルートです。
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「つもり」を排除する!動画での答え合わせ

もう一つの重要なポイントは、「自分のイメージと実際の動きのズレ」を修正することです。

「自分ではインサイドから振っているつもりでも、動画で見るとアウトサイドから入っていた」という経験はありませんか?
脳内で描くイメージと、実際の身体出力が一致していない状態では、いくら練習しても間違った動きを固めるだけになってしまいます。

記事内でも推奨されている通り、定期的にスイング動画を撮影し、客観的な視覚情報としてフィードバックを得ることが、脳内のボディイメージを修正する鍵となります。

一人でも簡単撮影!ゴルフ用スマホホルダー

客観的なフォームチェックに欠かせないのが、キャディバッグに取り付けられるスマホホルダーです。
毎回誰かに撮影をお願いするのは気が引けますが、これがあれば一人での練習中も常に「答え合わせ」が可能です。理学療法士的にも、フィードバックのない練習は学習効率が著しく低いため、上達を目指すなら必須のツールと言えます。
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まとめ

今回は、上級者の脳活動が実は「静か」であるという科学的根拠に基づき、スイングイメージの重要性について解説しました。

「考えすぎないこと(意識を2つに絞る)」と「動画で現実を確認すること」。この2つを徹底するだけで、あなたの脳と身体の連携は確実にスムーズになります。ぜひ次回の練習から取り入れて、無意識で美しいスイングを手に入れてください!

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