エビデンス
『グリップ方法を変えたり、強く握ってたくさん練習することで有鈎骨の疲労骨折が起こる可能性がある。』
研究グループ
Guha et al.2002
グリップ方法はとても大事
グリップ方法はとっても大事ですよね。ちょっと変えるだけで全然違う球が出たりします。指南書でも最初はグリップのことが書いてあります。気にしだすと止まりません。違和感があってめちゃくちゃですし、もはや元々どう握っていたのかわからなくなっちゃいます。あるあるですよね。
まさかの有鈎骨骨折
そんなグリップ方法ですが、あんまり気にしすぎると疲労骨折につながりますよ!というのが今回の見解です。 有鈎骨は手のひらの小指側にある突起のついた骨です。グリップ方法を変えたり強いグリップは、その突起を折ってしまう可能性があります。ゴルフではあまり骨折は耳にしませんが、場合によってはこうしたケースもあるので要注意です。
手首や肘関節の痛みにもつながる
グリップの仕方を変えると手首や肘の運動まで変わってしまいます。 今のグリップで手首や肘に痛みがある場合は直す必要があるかもしれませんね。 逆にちゃんと教わった方法でも手のひらや手首、肘が痛いという方は無理にそうしない方がいいのかもしれません。 クラブが手の中で滑らない程度に優しくしっかりと持ちましょう。