【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.22】ローテーターカフの役割



エビデンス




『より飛距離を出すためには広背筋と大胸筋と同様にローテーターカフを鍛える必要がある。』




研究グループ




Jobe et al.1986




肩周囲筋の筋電図




 今回の研究は、肩まわりの筋肉の筋電図を計測した研究です。広背筋は腕を振り下ろすと同時に体幹を回旋させる筋肉です。脇の背中側で大きくつかめます。大胸筋は腕を身体に寄せたり、物を押し出すときに使われる筋肉です。マッチョな人が胸をピクピク動かしていますね。




肩のインナーマッスルはローテーターカフ




 ローテーターカフは肩関節を包んでくれていて、腕の骨を肩甲骨に固定してくれる肩関節のインナーマッスルです。棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの総称です。肩関節の異常な運動を抑制したり、力を効率良く伝達してくれます。




ローテーターカフは肩の傷害を予防する




 大胸筋と広背筋は腹筋と同様によくトレーニングされますが、いくら強くてもローテータカフが不十分では肩関節の傷害につながってしまいます。脳は関節を傷つけないように出力を下げるでしょう。結果的に、大きな筋肉をせっかく鍛えてもローテーターカフを鍛えないと飛ばないということになってしまうということですね。