エビデンス
『ティーショット後、パー4ではラフにおけるピンまでの距離、パー5ではラフとフェアウェイにおけるピンまでの距離がスコアと相関』
研究グループ
Hellström et al.2014
スコアメイクはパットだけじゃない
パットこそスコアメイクに重要だということは十分にわかります。
しかし、グリーンに乗るまでの過程も当然スコアと関係してきます。
今回の研究では、PGAツアーのティーショットのデータを分析して、フェアウェイキープ率やセカンドのピンまでの距離もスコアと関係しているとのことでした。
なんとなく、そんな気はしますね。
パー4ではラフのみ距離とスコアが相関
パー4では、セカンドショットがフェアウェイから打てれば、ほとんど失敗はないというような結果でした。
一方、ラフでは距離が遠くなればなるほどスコアが悪くなるということでした。
確かにPGA選手はグリーン周りや距離のないラフから恐ろしくピンに寄りますよね。
パー5では、いくらフェアウェイに落としても、距離が残ってしまえば2オンは狙えず、3打目もライによってはピンに近づけるのが難しくなるので、フェアウェイ、ラフとも距離が残ればスコアが悪くなるということでした。
これも当然と言えば当然ですが、セカンドを無理に狙いにいくよりしっかりレイアップして3打目をピンに寄せる技術を磨いた方が良さそうです。
PGA選手はそういうわけにはいかないんでしょうか(汗)
フェアウェイキープ率がカギ
私の場合、ゴルフを始めて最初の頃は全くフェアウェイセンターを狙うことなんて気にしていませんでした。
とにかくグリーンのある方に向かって打っていました。
まだ自分の飛距離も把握していなかったし、風やライの影響でどんな球がでるのかも知りませんでした。
ようやく、考えてゴルフができるようになって、ラフに入れることの悪影響を知り、今ではフェアウェイセンターを狙っています。
もちろん、知っているコースでは傾斜やセカンド地点からの視界も考慮して、フェアウェイの左右を狙うこともあります。
その結果フェアウェイをキープできないことが多いのですが(笑)
飛距離も出してフェアウェイをキープする
とにかく、飛距離とフェアウェイキープ率が重要だということですね。
飛距離なんて関係ないとかラフに入れても大丈夫と思っているとなかなかスコアが伸びないわけです(汗)
飛べば飛ぶ程良いし、ラフに入れない方が良いに違いありません。
そのための練習ですね。
私も頑張ります。