「ゴルフの練習後、腰や肘が痛む…」そんな悩みを抱えていませんか?
あるいは、スタート前の素振りだけでいきなりドライバーをマン振りしていませんか?
多くのゴルファーが怪我や慢性的な痛みに苦しんでいますが、その原因の多くは「準備不足」と「身体のケア不足」にあります。
今回は理学療法士の視点から、怪我なく長くゴルフを楽しむための科学的根拠と、具体的な対策について解説します。
科学的根拠:研究データの解説
エビデンス
このデータが示しているのは、私たちが普段「当たり前」だと思っていることが、実は怪我の最大の要因であるという事実です。
プロゴルファーでさえ腰痛に苦しむ人が多い中で、アマチュアゴルファーが十分な準備なしにプレーすれば、身体を壊すのは必然と言えるでしょう。
「ウォーミングアップ不足」「体幹の機能低下」「使い過ぎ」これらはすべて、自分自身で管理・予防できる要素なのです。
ウォーミングアップ不足と日々のコンディショニング
ゴルファーは、陸上競技や水泳などの他競技のアスリートに比べて、圧倒的にウォーミングアップが不足している傾向があります。
100m走の前に準備体操をしない選手はいませんが、ゴルフでは数回の素振りだけでコースに出たり、練習を始めたりする方が非常に多いのが現状です。
また、練習後のストレッチ習慣がない方も目立ちます。
日々のコツコツとしたストレッチや筋力トレーニング(特に体幹)は、傷害予防になるだけでなく、パフォーマンスアップへの近道でもあります。
「怪我を防ぐこと」と「上達すること」はイコールなのです。
自宅で手軽に体幹ケア「ストレッチポール」
練習前後のケアや、日々の姿勢改善に最適で、理学療法士としても非常に推奨できるツールです。
可動域制限の解消とオーバーユース対策
腰痛の多く(筋筋膜性腰痛や仙腸関節痛)は、股関節や胸郭の回旋不足が原因で引き起こされます。
大殿筋や広背筋といった「アウターマッスル」が硬くなり緊張すると、関節の可動域が制限され、その代償として腰に過剰な負担がかかってしまうのです。
また、「使い過ぎ(オーバーユース)」にも注意が必要です。
練習熱心な方ほど、同じ姿勢でのパッティング練習や、フルスイングの反復を行い・がちですが、これは組織への過度なストレスとなります。
ただ打つだけでなく、計画的に様々なドリルを取り入れたり、硬くなった筋肉をしっかりとほぐしたりすることが重要です。
硬くなった筋肉をピンポイントで緩める「マッサージボール」
練習後のオーバーユース気味な筋肉へのケアとして、ひとつ持っておくと安心です。
まとめ
ゴルフによる傷害は、適切なウォーミングアップ、日々のストレッチ、そしてオーバーユースを避ける工夫で防ぐことができます。
長く楽しくゴルフを続けるために、まずは練習前後の時間の使い方を見直してみましょう。
あなたの身体を守れるのは、あなた自身の日々の習慣だけです。今日からケアを始めてみてください!