- 2019年5月19日
- 2020年5月1日
【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.143】股関節内旋制限と腰部の代償運動
エビデンス 『股関節内旋制限のあるプロゴルファーは腰部の屈曲、回旋、右側屈が大きい。』 研究グループ Kim et al.2015 関節不安定性 腰痛の原因として、股関節の可動域は注目されています。股関節の可動域の乏しい方は、その代償として骨盤に […]
ゴルフの科学的根拠のなかで股関節に関する記事をまとめました。
エビデンス 『股関節内旋制限のあるプロゴルファーは腰部の屈曲、回旋、右側屈が大きい。』 研究グループ Kim et al.2015 関節不安定性 腰痛の原因として、股関節の可動域は注目されています。股関節の可動域の乏しい方は、その代償として骨盤に […]
エビデンス 『変形性股関節症を呈するゴルファーに対して保存療法が有効。』 研究グループ Howell.2012 変形性股関節症について 変形性股関節症は生まれつき骨盤にある股関節の受け皿が浅い方に多く、小さい頃に脱臼をしたことがある方、または脱臼 […]
エビデンス 『テコンドーに次いでゴルフに股関節インピンジメントを伴う股関節唇損傷が多い。』 研究グループ Kang et al.2009 股関節インピンジメント 以前にもプロゴルファーの股関節痛に多いと紹介したことがある股関節インピンジメントです […]
エビデンス 『大部分の患者が肩、股、膝の全置換術を含む関節形成術後のゴルフ復帰に関して、疼痛やゴルフ特有のアウトカムの改善を伴って復帰可能。』 研究グループ Papaliodis et al.2016 人工関節 理学療法士兼パーソナルトレーナーとい […]
エビデンス 『股関節唇損傷の術前と比較して術後ではパーオン率に有意差はなく、ドライバーの飛距離は有意に改善。』 研究グループ Newman et al.2016 股関節唇損傷とFAI 股関節には関節唇というものがあり、関節の受け皿(臼蓋)のまわりに […]
エビデンス 『男子プロに比較して女子プロは骨盤回旋角度が大きいが、肘や手関節の角速度が遅い。』 研究グループ Zheng et al.2008 ゴルフスイングの性差 一般的に女性の方が身体が柔らかく筋力が小さいということが言わています。こうした特性 […]
エビデンス 『男性プロゴルファーの19.3%に股関節痛がみられ、α角(camタイプ)と関係』 研究グループ Dickenson et al.2016 腰を切るのは股関節の内旋運動 ゴルフスイングでよく言われる『腰を切る』という運動は実際にはリード側 […]
エビデンス 『腰痛患者に股関節可動域制限がみられる。』 研究グループ Chesworth et al.1994 腰痛は原因不明の疾患 腰痛の原因ははっきりと分かっていません。原因が不明というのは、一人ひとり症状が異なり、痛めている部位もそれぞれ異な […]
エビデンス 『腰痛のあるゴルファーに対して股関節に特化したアプローチで改善。』 研究グループ Lejkowski et al.2013 慢性腰痛は原因不明の疾患 大学院時代、腰痛の研究を始めたことをきっかけに「慢性腰痛は原因不明の疾患」であることを […]
エビデンス 『人工股関節全置換術後のゴルフスイングで骨頭部分の偏位や過度の回旋が起こることはないが、ライナー部とネック部の接触が起こる可能性がある。』 研究グループ Hara et al.2016 人工股関節全置換術 人工股関節全置換術は高齢者が転 […]
エビデンス 『スポーツヘルニアと診断されたプロゴルファーが理学療法で7週間後に復帰』 研究グループ Becker et al.2014 スポーツヘルニア スポーツヘルニアとは腹圧がかかると鼠径部(股関節前面)に痛みを生じる状態のことをいいます。鼠径 […]
エビデンス 『左股関節の回旋がダウンスイング初期であるのに対し、体幹の回旋はダウンスイング終盤である。』 研究グループ Mun et al.2015 左股関節と体幹の捻転差 前回と同様にX-factorについて、股関節と体幹の回旋についての報告です […]
エビデンス 『ダウンスイング初期において体幹の回旋よりも左股関節の回旋の方が速く、ダウンスイング全体においても左股関節と体幹の回旋速度の差が大きくなるとヘッドスピードが増大する。』 研究グループ Choi et al.2016 ヘッドスピードの増大 […]
エビデンス 『右利きゴルファーの左股関節内旋運動は右股関節外旋運動よりも速く、左側の方が右側よりも股関節関節唇損傷のような傷害を引き起こしやすい。』 研究グループ Gulgin et al.2009 回旋運動が多いゴルフスイング ゴルフスイングでは […]
エビデンス 『高スキル群は低スキル群よりスムーズにクラブを振ることができ、特に下半身の関節(足、膝、股)の運動と関係』 研究グループ Choi et al.2014 やっぱり手打ちは良くない 手打ちはダメとよく言われますが、体重や身長、腕のリーチ、 […]
エビデンス 『ダウンスイングにおける左側の股関節の回旋で腰部が回旋するが、右側の股関節は腰部の回旋とほぼ同じ動き。』 研究グループ Mun et al.2015 リード側とトレイル側 ゴルフスイングにおいては、右利きゴルファーの場合、左側がリード側 […]
エビデンス 『腰痛のあるアマチュアゴルファーは 腰痛のないアマチュアゴルファーより リード側(右利きゴルファーの左)股関節の内旋可動域が狭い。』 研究グループ Murray et al.2009 股関節内旋制限も腰痛のリスクファクター 股関節内旋制 […]
エビデンス 『シニアと比較すると若年ゴルファーは右側の股関節外旋トルクが大きいが、その他の運動方向に関しては同等。』 研究グループ Foxworth et al.2013 ゴルフスイングの股関節の運動 ゴルフスイングでは股関節の運動がとても重要です […]