「スイングするときに腰を回せと言われるけれど、腰が痛くなってしまう」
「軸がブレてミート率が上がらない」
そんな悩みをお持ちではありませんか?実はその原因、身体の構造を無視した無理な動きにあるかもしれません。
理学療法士として、最新の研究データに基づき、解剖学的に正しい身体の使い方と、それをサポートする最適なケア方法を解説します。
科学的根拠:研究データの解説
エビデンス
この研究結果は、ゴルファーにとって衝撃的な事実を示唆しています。それは「腰の骨(腰椎)自体は、ほとんど回旋しない構造である」ということです。腰椎の主な役割は体を前後(お辞儀や反る動作)に動かすことであり、回転の中心軸は骨そのものではなく、体の前方(おへそ付近)にあります。つまり、「腰を回そう」と意識しすぎると、回らない関節を無理に捻ることになり、腰痛を引き起こす原因となってしまうのです。
腰痛を防ぐ鍵は「胸椎」の柔軟性
前述の通り、腰椎は構造上回旋に適していません。ではスイングの回転はどこで作るべきかというと、「股関節」と「胸椎(胸の背骨)」です。特にデスクワークなどで猫背になりがちな現代人は、胸椎が硬くなっていることが多く、その分を腰で代償して回そうとするため、腰への負担が増大してしまいます。スムーズなスイングのためには、胸周りの可動域を確保することが最優先課題です。
胸周りをほぐす「ストレッチポール」
スイング軸を安定させる「体幹」の意識
エビデンスにあるように、体幹全体の回旋中心軸は、背骨ではなく「椎体の約30mm前方(おへそと腰の中央あたり)」に位置します。スイング中、この仮想の中心点を意識できるかどうかが、軸ブレを防ぐポイントです。表面の腹筋だけでなく、深層のインナーマッスル(腹横筋など)がしっかり働いていないと、この中心軸をキープすることはできません。
体幹バランスを整える「バランスボール」
まとめ
「腰を回す」のではなく、「胸と股関節を使って、おへその奥を中心軸に回る」のが解剖学的に正しいスイングです。正しい知識と適切なケアグッズを取り入れて、怪我なく長くゴルフを楽しめる身体を作りましょう。あなたのベストスコア更新を応援しています!