膝の伸び上がり防止!ハムストリングで高さをキープ|理学療法士

「スイング中に膝が伸び上がってしまう」
「インパクトで前傾姿勢が崩れてダフリやトップが出る」
といった悩みをお持ちではありませんか?多くのゴルファーが、飛距離を出そうと地面を蹴る瞬間に膝の高さが変わってしまい、ミート率を落としています。

理学療法士として体の構造からスイングを分析すると、この「膝の高さ」をコントロールする鍵は、実は太ももの裏側にある「ハムストリングス」にあることが分かってきました。今回は科学的なデータを基に、スイングを安定させるための身体の使い方とおすすめの対策をご紹介します。

科学的根拠:研究データの解説

エビデンス

『左(リード)側のハムストリングスは骨盤の回旋時に膝の屈曲角度を保つ』
— Bechler et al.1995

このデータが示しているのは、スイング中に骨盤が回転する際、膝が伸びきってしまわないようにブレーキをかけているのが「左側のハムストリングス」だという事実です。

本来、床反力を使って強く地面を蹴ろうとすると、大腿四頭筋などの筋肉が働き、膝は伸びようとします。しかし上級者は、そこでハムストリングスをうまく働かせることで、強いパワーを出しながらも膝の高さをインパクトまでキープしているのです。

伸び上がりを防ぐ下半身の安定性強化

膝の伸び上がりを防ぐためには、単に膝を曲げようと意識するだけでは不十分です。地面からの反力を受け止めつつ関節角度を維持するための「下半身のスタビリティ(安定性)」を鍛える必要があります。
特に、不安定な状況でも体幹と下半身を連動させるトレーニングを取り入れることで、コース上の傾斜やバンカーショットでもブレない土台を作ることができます。

バランスディスク

ハムストリングスや体幹深部を効率的に鍛えるなら、不安定な足場を作れるバランスディスクが最適です。この上でスクワットやスイング動作を行うことで、無意識に姿勢を保とうとする機能が働き、膝の高さを保つ感覚が養われます。
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ハムストリングスの機能を引き出すケア

どれだけ筋力を鍛えても、ハムストリングス自体が硬くなっていては、瞬発的なスイング動作の中で適切に機能しません。特にデスクワークなどで長時間座っていると、太ももの裏側は圧迫され硬くなりがちです。
膝の角度を保つサスペンションとしての役割を果たしてもらうためには、日頃から筋肉の柔軟性を保っておくことが不可欠です。

マッサージボール

硬くなったハムストリングスを自分一人で効果的にほぐすには、マッサージボールが必須アイテムです。太ももの裏に当てて転がすだけで筋膜リリースができ、筋肉の柔軟性と反応速度を取り戻すことができます。練習前後のケアに導入するだけで、下半身の粘りが変わります。
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まとめ

スイング中の膝の高さが変わってしまうのは、技術不足というよりも、それを支えるハムストリングスの機能不足である可能性が高いです。科学的根拠に基づき、ハムストリングスを適切に強化・ケアすることで、プロのような「伸び上がらないインパクト」を手に入れましょう。地道な身体作りが、スコアアップへの一番の近道です。

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