【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.27】クラブの違いによるスイングの違い



エビデンス




『クラブの長さによるアドレスの違いはあるが、最大加速ポイントはどのクラブでも同じ。』




研究グループ




Nozawa et al.2012




どのクラブでも同じスイング




 ある日、テレビをみていたらタイガーウッズ選手がドライバーでもアプローチでもスイングは同じだと言っていました。私もクライアント様のスイング練習では、どのクラブでも同じスイングとなるようにと伝えています。




自分のスイングを作る




 この研究では少なくともフルスイングに関してはドライバー、5番アイアン、9番アイアンともに同じように振っているとのことでした。わざと打ち方を変えることもあるかもしれませんが、基本的には自分のスイングというものを確立するのが良さそうです。もちろん、クラブが長くなければ長くなるほど、ボールとの距離が離れます。そのため、長いクラブ程アドレスがアップライトになり、プレーンが水平方向に傾きます。




体幹の前傾角度と方の屈曲角度




 ここで、クラブによってスイングが異なると感じる方もみえるかもしれません。ただし、股関節の回旋運動、体幹の回旋運動、重心位置、ハンドパス(手の軌道)、スイング各相のタイミング、これらはほとんど同じはずです。異なるのは体幹の前傾角度と、それに伴う肩の屈曲角度(腕と体幹の角度)がやや変わるぐらいです。




ダウンスイング初期の左下肢




 最も重要なポイントはダウンスイング初期の左下肢(左脚)の運動とだと思います。床からの反力をいかにボールに伝えるか、というポイントになります。それ以降は身体をコントロールすることは難しく、わずかにアジャスト(微調整)できるぐらいですね。




体幹の前傾角度を変えるドリル




 これらのことから、どの番手で練習してもスイングの形を作ることが可能です。RIPS!!ではドライバーが打てませんので、7番アイアンでスイングを作るようにしています。また、体幹の前傾角度を変えながら打つドリルは、ライ角やボールとの距離が変わり色々な発見があります。是非お試しください。