「パッティングの際、なぜかラインがズレて見える」「狙ったところに打ち出しているはずなのに、カップを外れてしまう」……そんな経験はありませんか?実は、パターの精度が上がらない原因は、あなたの技術不足ではなく「利き目」と「構え」の不一致にあるかもしれません。
理学療法士として多くのゴルファーの身体特性を分析してきた知見から、今回はパッティング成功率を科学的に高める「利き目」の重要性について解説します。
科学的根拠:研究データの解説
エビデンス
この研究データが示しているのは、私たちが無意識に行っている「見え方」の調整が、スコアに直結するということです。多くの方が利き手(右打ちなら右手)を中心にスイングを組み立てますが、目は必ずしも右目が優位とは限りません。もし、自分の利き目とは逆の視点でラインを合わせてしまうと、脳が捉えるターゲットと実際のカップの位置に「ズレ」が生じ、アドレスに違和感を感じてしまうのです。
利き目を知り、視覚的な違和感を解消する
パッティングの際、ボールに書いたラインをカップに向けようと一直線に並ぶと、ピントの合わせ方によって対象が二重に見えることがあります。この時、もし利き目ではない方の目でターゲットを追ってしまうと、アドレス時に重大なイメージの狂いが生じます。理学療法士の視点から言えば、この視覚的な違和感はスムーズなストロークを阻害する大きな要因です。
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「両眼視」を活かして正確な距離感を掴む
利き目を知ることは重要ですが、最終的には両目で物を見る「両眼視」の能力を最大限に活かす必要があります。両眼視は遠近感を感じるために不可欠な能力だからです。片目をつぶったままでは距離感がつかめず、タッチを合わせることが難しくなります。まずは自分の利き目を確認し、その上で違和感のないセットアップをルーティン化することが、パッティング成功への近道です。
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まとめ
利き手と利き目が同じとは限らない。この事実に気づくだけでも、あなたのパッティングは劇的に変わる可能性があります。まずは自分の利き目を把握し、アドレス時の視覚的な違和感を取り除いていきましょう。科学的な根拠に基づいた身体の使い方が、確実な1パットへと導いてくれます。あなたのスコアアップを応援しています!