【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.154】1.25mのパッティングで生じる不安の影響

エビデンス

『1.25mのパッティングで、高度の不安を示すゴルファーはバックスイングが小さくなり、相対的なヘッドスピードも減少、低不安を示すゴルファーはインパクトの速度が増大。』

研究グループ

Hasegawa et al.2013

入れごろ外しごろの1.25mパッティング

1.25m、まさに入れごろ外しごろの距離ですよね(笑)
それ以下であれば強めに打てるし、それ以上であればタッチを合わせるだけにした方が無難です。
最近の私のあるあるは、真っ直ぐに打てば入ると思うがわずかに傾斜があるなと感じてしまい、保険としてカップの端っこに入れようとしたら引掛けてカップの外まではずしちゃうってやつです。
こんな経験を繰り返していると、入りそうな1.25mを外してしまう癖がついてしまいますね。

不安な気持ちがパットを外す

今回の研究では、不安を感じやすいゴルファーはバックスイングが小さくなり、不安を感じにくいゴルファーはインパクトの速度が速くなるということでした。
よく不安を抱えているとイップスで身体が動かなくなるということがありますが、脳の中で神経伝達が障害されてしまうジストニアと呼ばれる症状であることが分かっています。
不安という精神的要素は正確性が必要な運動に影響を与えるのは間違いないでしょう。
概ねテイクバックが小さくなり、1.25mという短い距離をショートしてしまいます。

自信があればストロークが安定するか

一方で不安を感じにくい、言い換えれば自信のあるパッティングも運動に影響を与えています。
今回の研究ではいつものストロークよりもインパクトが強くなります。
自信満々で打った強めパッティングがカップインした場合、気持ちが良いのは間違いありません。
ただし、その分、外した場合のショックも相当強くなります。
場合によっては返しのパットを外したり、次のホールにも影響を及ぼしかねません。
1.25mの微妙な距離も平静を保っていつも通りのストロークができることが肝心です。

動画を撮って反復練習あるのみ

パッティングの練習も動画を撮って分析し、反復するしかありません。
少なくとも同じ条件の環境であれば何発打っても同じように入るというストロークを身につける必要があります。
ただし、動画を撮ることがポイントです。
人によってチェックしたいポイントは異なるかと思いますが、プレーンが正確かどうか、芯を外していないかどうかなど、基本的なポイントは変わらないかと思います。

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