- 2019年5月19日
- 2020年5月1日
【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.143】股関節内旋制限と腰部の代償運動
エビデンス 『股関節内旋制限のあるプロゴルファーは腰部の屈曲、回旋、右側屈が大きい。』 研究グループ Kim et al.2015 関節不安定性 腰痛の原因として、股関節の可動域は注目されています。股関節の可動域の乏しい方は、その代償として骨盤に […]
エビデンス 『股関節内旋制限のあるプロゴルファーは腰部の屈曲、回旋、右側屈が大きい。』 研究グループ Kim et al.2015 関節不安定性 腰痛の原因として、股関節の可動域は注目されています。股関節の可動域の乏しい方は、その代償として骨盤に […]
エビデンス 『腰痛のリスクが高い仕事では、リスクの低い仕事よりも体幹の側屈と回旋の速い複合運動が多い。』 研究グループ Fathallah et al.1998 ゴルフスイングは体幹の側屈と回旋 今回は労働者の腰痛に関する研究から参考になる文献を持 […]
エビデンス 『筋のコンディショニングと技術修正の3ヶ月後,ダウンスイングにおける腰部脊柱起立筋の筋活動低下,結果として圧力が減少する可能性。』 研究グループ Grimshaw et al.2000 ゴルファーと腰痛 ゴルファーの多くが腰痛に苦しめら […]
エビデンス 『非対称性の人体構造と腰痛には関連があり、概して骨盤の影響が強い。』 研究グループ Al-Eisa et al.2004 ゴルフスイングは非対称性 ゴルフスイングは右利きの人であれば体幹を左に回旋し、左利きの人であれば右に回旋するという […]
エビデンス 『腰痛患者は健常者と比較してより大きな腰椎分節間のモビリティを持つ。』 研究グループ Kulig et al.2007 腰椎分節間モビリティ 腰椎分節間モビリティというのは、背骨の中でも腰の部分に相当する5つの骨(腰椎)の関節の動きやす […]
エビデンス 『腰痛患者は健常者にくらべバランス能力が低下しており,体幹反応時間が遅延。』 研究グループ Radebold et al.2001 バランス能力 二足歩行であるヒトでは、起きている時はいつもわずかに揺れています。意識していないだけで、い […]
エビデンス 『腰痛患者に股関節可動域制限がみられる。』 研究グループ Chesworth et al.1994 腰痛は原因不明の疾患 腰痛の原因ははっきりと分かっていません。原因が不明というのは、一人ひとり症状が異なり、痛めている部位もそれぞれ異な […]
エビデンス 『仙腸関節の安定性は腹横筋による水平方向の力に関係している。』 研究グループ Snijders et al.1995 腰痛と仙腸関節 ゴルフでは腰痛になる方がとてもたくさんみえます。腰痛というのは原因不明の疾患と言われています。その理由 […]
エビデンス 『インパクト前では腰椎後弯、正常、軽い前弯、強い前弯の順で腰椎椎間への負荷が高く、フォロースルーの後は順番が逆転する。』 研究グループ Bae et al.2014 腰椎のニュートラルポジション アドレスの時点で、腰が反りすぎたり、丸く […]
エビデンス 『腰痛ゴルファーはバックスイングにおいて脊柱起立筋が早期に活動』 研究グループ Cole et al.2008b ゴルファーの腰痛 引き続き、ゴルファーの腰痛に関する報告です。cole et al.はこの年に2本報告しています。今回の研 […]
エビデンス 『上級者の腰痛ゴルファーは脊柱起立筋の活動が低く、外腹斜筋の活動が高い』 研究グループ Cole et al.2008 ゴルフと腰痛 この報告は私が腰痛の研究をしていて、初めて読んだゴルフ関連の文献です。当時ゴルフの腕前はまだまだ初心者 […]
エビデンス 『ゴルフに関する腰痛のリスクファクターは、圧縮などの負荷、累積荷重、非対称性、体幹側屈、過度な前傾、オーバースイング、腹筋群の動員パターンや持久力低下、左股関節の回旋制限。』 研究グループ Lindsay et al.2014 腰痛とゴル […]
エビデンス 『体幹の回旋と側屈の複合運動であるクランチファクターは腰痛群と非腰痛群で差がない。』 研究グループ Cole et al.2014 クランチファクターについて PGAツアープロのスイングをスーパースローで見てみると、インパクトの瞬間には […]
エビデンス 『ゴルフに関する傷害はウォーミングアップの不足、体幹の柔軟性と筋力の低下、誤ったスイング、使い過ぎと関連』 研究グループ Meira et al.2010 ゴルフに関する傷害 ゴルフをしていると、腰や肘、肩、膝などの関節が痛くなったり、 […]
エビデンス 『腰痛のあるアマチュアゴルファーは 腰痛のないアマチュアゴルファーより リード側(右利きゴルファーの左)股関節の内旋可動域が狭い。』 研究グループ Murray et al.2009 股関節内旋制限も腰痛のリスクファクター 股関節内旋制 […]
エビデンス 『コルセットの使用は腰椎の伸展・回旋角度を制限し、角速度を減少させる。』 研究グループ Hashimoto et al.2013 コルセットは不安定性を解消する ぎっくり腰やヘルニアなどで整形外科に受診するとコルセットを処方されます。こ […]
エビデンス 『腰痛既往のあるゴルファーは有意に腹横筋の持久力が低下している。』 研究グループ Evans et al.2000 腹横筋は天然のコルセット 腹横筋という筋肉はコルセットのように腰部を保護してくれることから、コルセット筋とも言われていま […]
エビデンス 『ゴルファーにおける年間傷害発生率は1位腰痛(18.3%)、2位肘関節(17.2%)、3位足関節、足部(12.9%)』 研究グループ McHardy et al. 2007 ゴルフで多いのは腰痛、肘痛 ゴルフは低負荷スポーツに分類されま […]
エビデンス 『ゴルファーの腰痛発生部位は右側が多く、椎体や椎間関節の骨変化も右が多い』 研究グループ Sugaya et al.1998 腰痛は原因が特定できな疾患 ゴルフは腰痛の多いスポーツと言われますが、そもそも腰痛の生涯有病率は80%もあり、 […]
エビデンス 『健常群、腰痛群ともアドレス時は体幹約10°右側屈位であるが、腰痛群は健常群に比べ屈曲が約10°大きい』 研究グループ Lindsay et al.2002 アドレス時の体幹右側屈 アドレス時に体幹がやや右に傾くのは右手が左手よりも下に […]