【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.81】アドレスにおけるつま先の向き


つま先を外に向けたアドレスは正面を向けたアドレスよりも膝の内側の負担を軽減できる。』
Lynn et al.2010

《中村の解釈》
どんなスポーツでも構えが重要なポイントとなるように、ゴルフにおいてもアドレスは重要視されています。
アドレスの向きが異なれば、打球方向が異なるばかりか、球筋にも影響を及ぼすことが考えられます。
ただし、身体的な特性による個人差というものが必ず存在するため、一概にこのアドレスがベストというものはありません。
例えば、側弯症などの背中の歪み、内反股などの股関節の歪み、偏平足などの足部の歪みなどは多かれ少なかれ誰にでも存在します。
このようなことから、アドレスにおける理想的な姿勢の詳細は、どの関節を何度どの方向に曲げるということは言えません。

今回の研究では、アドレスではつま先を正面に向けるか、少し開いておくべきかという議論をしています。
結果として、つま先を外に向けることで膝や股関節にかかる負担が軽減できるということでした。
たしかに、股関節の回旋制限のある方が無理につま先を正面に向けていると、骨盤が回旋するスぺ―スが狭く、膝や股関節を痛めてしまうかもしれません。
また、骨盤の回旋を制限してしまうため、骨盤がスウェーしたり、フォローが小さくなったり、ダフったり、シャンクしたりする可能性もあります。

一方、股関節の柔軟な方は正面に向けていた方が壁ができて調子が良いという方もみえるかと思います。
つま先がどちらを向いているかというよりも、脚の力の伝わり方はつま先と膝の向きが揃っていることが重要かと思います。
つま先を正面に向けたアドレスでは膝に対してつま先が内側を向く可能性があり、今回の研究のように膝の内側にストレスがかかります。
反対に、外に向けすぎると今度は膝に対してつま先が外側を向いてしまい、下腿外旋症候群という問題を抱えてしまうかもしれません。

つま先が正面か外側かに関わらず、あくまでもつま先と膝の向きを揃えることが、力の伝わり方にも、怪我の予防にも重要です。
痛みが出ない、打ったボールの結果が良いなどの指標を元に、ご自身で最適なアドレスを作っていく必要があります。

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