【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.109】腰痛とバランス能力


腰痛患者は健常者にくらべバランス能力が低下しており,体幹反応時間が遅延。』
Radebold et al.2001

《中村の解釈》
二足歩行であるヒトでは、起きている時はいつもわずかに揺れています。
意識していないだけで、いつもバランスを取って生活をしています。
バランス能力がなければ座っていることも立っていることも困難です。

もちろんゴルフスイングにも必須の能力です。
重心移動や回旋軸を一定に保つのにバランス能力がなければ微調整ができません。
どの関節を安定させて、どこに質量中心を持っていくかということを瞬時に計算しています。
また、あらかじめ計算された運動と、運動の結果により得られた情報や変化した周囲の環境の情報を常にフィードバックして再計算するということを繰り返し行っています。
ゴルフスイングというあらかじめ計算された運動と、わずかに調整された運動の結果がボールに伝わるということになります。
これまでにも、上級者の方がよりバランス能力が高いことをいくつか紹介してきました。
【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.69】プロゴルファーの動的バランス

今回の研究ではこうしたバランス能力の低下と、関係する体幹筋の反応時間が腰痛患者にもみられるということでした。
バランス能力の改善はゴルフのパフォーマンスを高めるだけでなく、腰痛の予防になることが考えられます。
特に、体幹にあるコアマッスルは、例えば右手を挙げるといった動作を行う際でも、動作を開始する前に予測的に反応することが知られています。
腰痛患者ではこの動作開始前の予測的な反応が遅れるため、バランスを取るのも難しくなってしまうということが言えます。
バランストレーニングにより、予測的なコアマッスルやその他のインナーマッスルの反応速度を高め、腰痛を予防するとともにゴルフスイングのパフォーマンスアップを図りましょう。
まずは片脚立ちで何秒立てるかやってみてください。
余裕でできる方は目をつぶって何秒立てるかやってみてください。
繰り返すだけで、バランス能力が高まります。
ただし、転倒にはくれぐれも注意してください。

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