【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.124】パッティングと大腿周径の相関


『大学ゴルファーおいて、大腿周径パッティングの正確性(女性のみ)、一貫性(男女とも)との間に有意に相関。』
Son et al.2016

《中村の解釈》
ゴルフのパッティングはビリヤードやダーツ、バスケットのフリースローと似ています。
これらに類似することは土台の安定性と、打ち出し部分の軌道の一貫性と言えます。
上級者のプレーを見ていると、土台部分が全くと言える程動いていません。
ビリヤードの場合は肘よりも中枢側が全く動かず、肘から先の運動量が大きく見えます。
パッティングの場合は胸椎よりも下、特に下半身がほとんど動いておらず、胸椎の回旋と腕が協調的にフェースをコントロールしているように見えます。

今回の研究ではパッティングと大腿周径との相関関係を調査しています。
大腿周径とは太ももの太さのことで、今回の研究では太もも(大転子から外側上顆)のちょうど半分のところを計測したようです。
男性では平均約58㎝、女性では平均約51㎝でした。
筋肉の断面積の大きさは筋力と相関があり、断面積が大きければ大きい程筋力が強いと言えます。
大腿周径が大きければ筋肉の断面積も大きい可能性がありますが、脂肪が多くても太くなるので大腿周径=筋力ではありません。
ここでは単にパッティングと太さの関係を示しています。

結果は大腿周径とパッティングの正確性は女性のみ相関がみられ、一貫性は男女とも有意に相関がみられたとのことでした。
この結果から、太ももを太くすることが重要と言えますが、脂肪で太くするのは健康的に好ましくありません。
やはり下半身強化により、筋肉を大きくすることが必要となります。
過去の研究から考えると、ジャンプトレーニングやスクワット系のトレーニングが効果的かと思います。

下半身がしっかりしているからこそ、体幹より上位がブレずにストロークが安定します。
それでもブレるという人は体幹と腕の関係に問題があるかもしれません。
今回の研究では関係性が明らかではありませんが、体幹の筋力や肩関節の安定化なども必要になってくるはずですので、総合的なトレーニングをコツコツ繰り返していきましょう。

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