【ゴルフトレーニングの科学的根拠No.86】弾性ストッキングの使用


『18mmHgと23mmHgの弾性ストッキングでは、後者のみラウンド後の脚の体積減少と疲労の軽減が認められた。』
Gianesini et al.2016

《中村の解釈》
脚の浮腫み(むくみ)というのは重力の影響でどうしても起こる症状ですね。
脚の静脈には逆流を防ぐために弁がついており、筋肉の収縮によって血液を心臓に送り返すポンプの仕組みなっています。
年齢とともに弁の機能が衰えることや、運動をしないことによる筋肉の不活発によってこのポンプが機能しにくくなります。
血液が滞ると、行き場を失った水が細胞と血管の間に溜まります。
これが浮腫みですね。

血流が悪くなと酸素が行き届きにくくなり、疲労物質も流れてくれないので脚が重だるくなります。
ある程度、圧のあるストッキングを履いていると細胞と血管の間が狭くなるので、浮腫くスぺ―スがなく、血液は血管の中を通ってくれます。
手術後など、安静状態が長く続く場合には弾性ストッキングというストッキングが処方されます。
圧が強いので、動脈まで圧迫してしまわないように注意が必要で、基本的にはドクターの判断がいります。
ご自身で管理される場合は、指先の色が変色していないか、冷たくなっていないかを確認します。

今回の研究では、18mmHgと23mmHgのストッキングを比較して、23㎜Hgのストッキングのみがラウンド後の脚の体積減少と疲労の軽減が認められたとのことでした。
弾性ストッキングの使用によりラウンドがより快適になる可能性があります。
普段から足が浮腫みやすい方は、必須アイテムとなります。
また、ラウンド中やラウンド前後のストレッチも効果的です。
アキレス腱を伸ばすようなストレッチでずいぶん脚が軽くなると思います。

もちろん普段から習慣的にストレッチをはじめとする運動を行う、アルコールを控える、食事に気をつける、十分な睡眠をとるなどの生活習慣が重要です。
筋肉のポンプ機能をしっかり使うことや、生活習慣を見直すことでゴルフが一層楽しくなります。

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